プリザーブドLOVE ~けっして枯れない愛を貴女に~
薬が効いたようで、幸い、翌日には熱が引き、もう1日休んで、2日後には仕事に復帰した。
休んだ間にポスターとパンフレットの初稿が上がってきていたので、田所に電話をした。
「あっ、佐久間さん。もう大丈夫なんですか? 昨日、電話したら風邪で休んでるって言われたから」
「ええ、ご心配おかけしてごめんなさい」
「そりゃ心配しますって。でも、本当、良かった。ほっとした。元気そうな声が聞けて安心しました」
本気で心配してくれていたというのが、電話を通しているにもかかわらず、ものすごく伝わってくる。
なんてことのない、ありきたりな言葉なのに、彼の温かさが言葉の端々から溢れでてきて、わたしの心の隙間を埋めていく。
休んだ間にポスターとパンフレットの初稿が上がってきていたので、田所に電話をした。
「あっ、佐久間さん。もう大丈夫なんですか? 昨日、電話したら風邪で休んでるって言われたから」
「ええ、ご心配おかけしてごめんなさい」
「そりゃ心配しますって。でも、本当、良かった。ほっとした。元気そうな声が聞けて安心しました」
本気で心配してくれていたというのが、電話を通しているにもかかわらず、ものすごく伝わってくる。
なんてことのない、ありきたりな言葉なのに、彼の温かさが言葉の端々から溢れでてきて、わたしの心の隙間を埋めていく。