花婿候補は完璧主義の理系御曹司!? 〜彼の独占欲には抗えません
「……キ、キレイなんかじゃない」
「だったら俺が証明してあげる。このふっくらした唇も、形がよくて桃みたいに瑞々しい胸も、このほっそりした手も……花音の全てがキレイだよ」
彼女に教えるように言ってその唇や胸、それに手を甘噛みすると、俺も身体が熱くなってきてバスローブを脱いだ。
「……キレイ」
俺が脱いだ姿を見て彼女が呟くものだから苦笑いした。
「だから、俺はキレイなんかじゃないよ」
「その金貨のペンダント……ずっとつけているんですか?」
花音が俺がしているペンダントのことに触れた。
「ああ、これ?十二歳の時からつけているんだ。気になる?」
ペンダントを外して、花音に見せる。
この金貨のペンダントは花音の祖父である理事長から孤児院を出る時にもらったものだ。
金貨には月桂樹の彫刻が施されていて、理事長が俺にこれを渡した時、『自分の手で勝利を掴め』と言った。
「だったら俺が証明してあげる。このふっくらした唇も、形がよくて桃みたいに瑞々しい胸も、このほっそりした手も……花音の全てがキレイだよ」
彼女に教えるように言ってその唇や胸、それに手を甘噛みすると、俺も身体が熱くなってきてバスローブを脱いだ。
「……キレイ」
俺が脱いだ姿を見て彼女が呟くものだから苦笑いした。
「だから、俺はキレイなんかじゃないよ」
「その金貨のペンダント……ずっとつけているんですか?」
花音が俺がしているペンダントのことに触れた。
「ああ、これ?十二歳の時からつけているんだ。気になる?」
ペンダントを外して、花音に見せる。
この金貨のペンダントは花音の祖父である理事長から孤児院を出る時にもらったものだ。
金貨には月桂樹の彫刻が施されていて、理事長が俺にこれを渡した時、『自分の手で勝利を掴め』と言った。