ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!~10回殺され追放されたので、今世は自由気ままな人生を満喫してもいいですよね?~
「――そうだな。じゃあ、この魔物の依頼、ついでにやっつけておくよ」
ヨアキムと事務員が話している間、エドは壁の張り紙を眺めていた。どこにどんな魔物が出没しているか、緊急度、報酬などが書かれている。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
ヨアキムが、大丈夫なのかとたずねたのは、呪いの影響が強くなってから、魔物退治には行っていなかったからだ。
だが、今日はなんだか行けるような気がしたのだ。エド自身、どうしてそう思ったのかはわからないが、とにかく身体が軽い。
「そうだ、ポーション仕入れるなら、ベラの店に寄ってみろ。まだ残っているかわからないが、いいポーションが入ったそうだ。うちにも三本売ってくれたんだが、使ったやつの話によるとすごく効き目が強いらしい」
と、ついでに情報を流してくれる。
「ベラの店か。あそこは、品揃えがいいな。久しぶりに行ってみるか」
ベラのポーション屋は、以前よく利用していた。店主のベラはポーション職人ではなく、夫がポーション職人だ。
ベラの能力はポーション作成よりも、出来上がったポーションの効能を見るところが大きい。
ヨアキムと事務員が話している間、エドは壁の張り紙を眺めていた。どこにどんな魔物が出没しているか、緊急度、報酬などが書かれている。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫だ」
ヨアキムが、大丈夫なのかとたずねたのは、呪いの影響が強くなってから、魔物退治には行っていなかったからだ。
だが、今日はなんだか行けるような気がしたのだ。エド自身、どうしてそう思ったのかはわからないが、とにかく身体が軽い。
「そうだ、ポーション仕入れるなら、ベラの店に寄ってみろ。まだ残っているかわからないが、いいポーションが入ったそうだ。うちにも三本売ってくれたんだが、使ったやつの話によるとすごく効き目が強いらしい」
と、ついでに情報を流してくれる。
「ベラの店か。あそこは、品揃えがいいな。久しぶりに行ってみるか」
ベラのポーション屋は、以前よく利用していた。店主のベラはポーション職人ではなく、夫がポーション職人だ。
ベラの能力はポーション作成よりも、出来上がったポーションの効能を見るところが大きい。