好きですひびたん!
翌日
登校してすぐ周りを見てみる。数人が楽しそうに喋っている、もう友達ができたのか。誰か声かけやすそうな人いないか、ソワソワしながら自分の席につく。
「御園さーん!!」
ビクッ
「わあぁ!あ、えーっと杉森さん?なあに?」
彼女の名前は杉森麻綾 « すぎもりまあや »。莉亜の斜めの席の人だ。
「おはよう!もしかしてそれ先生に提出しに行くの?」
「あ、そ、そうなの。でも先生のいる場所ってまだ分からなくて」
「私もそれ出しに行くの!よかったら一緒に行かない?」
「あ、うん。行く!」
声かけてもらえた!友達になれるかな...
「御園さんってアニメとか漫画って好き?」
「うん、大好き!最近は〇〇とか△△とかめっちゃ見てる!」
「私も△△見てる!面白いよね!」
二人は漫画の話で盛り上がっていった。 これは友達って言っていいよね !?やったー!お友達できたぁ!!
無事に提出物を出し、教室へ戻る。
席に座り、一息ついていると
「あの、御園さん」
「はい?」
声のする方へ向くとそこには石川真人ともう一人がいた。...え?どういう状況?ん?
「突然ごめんね。昨日の自己紹介で御園さんが SAYUKI さんが好きって聞いたから声かけちゃった。一応名 乗っておくと石川真人です。こっちが澤永響希 « さわながひびき »。よろしくね」
「どうもーよろしく」
澤永...そういえば昨日の自己紹介で聴いた気がしないでもない
「あ、よろしくです。石川くん、澤永くん」
「SAYUKI さんのファンってここら辺あんまりいなかったからびっくりした」
真人は微笑みながら言う。
「そ、そうなの!り...私がいた中学にも誰も知ってる人がいなかったから石川くんと澤永くんが知ってるっ て聞いてすっごく嬉しかった!」
「よかったらいろいろお話ししようよ。せっかく同じクラスになれたし」
「うん!いっぱい話そ!」
それから三人は SAYUKI について話していた。
キーンコーンカーンコーン
「あ、予鈴だ。じゃあ御園さん、またね」
「うん、話しかけてくれてありがとう!」
.........
めっっっっっちゃ楽しかった...!てか何 ?! すごくいい人たちだったじゃん!なんとなく話しかけづらいと思ってたけどそんな事なかったしなんなら話しかけてきてくれたし!一日でたくさん友達できたんだけど ?! はあぁ、拓斗にはやく言いたいな。
よっぽど嬉しかったのだろうか、その日の授業はほとんど上の空だった。
「御園さーん!!」
ビクッ
「わあぁ!あ、えーっと杉森さん?なあに?」
彼女の名前は杉森麻綾 « すぎもりまあや »。莉亜の斜めの席の人だ。
「おはよう!もしかしてそれ先生に提出しに行くの?」
「あ、そ、そうなの。でも先生のいる場所ってまだ分からなくて」
「私もそれ出しに行くの!よかったら一緒に行かない?」
「あ、うん。行く!」
声かけてもらえた!友達になれるかな...
「御園さんってアニメとか漫画って好き?」
「うん、大好き!最近は〇〇とか△△とかめっちゃ見てる!」
「私も△△見てる!面白いよね!」
二人は漫画の話で盛り上がっていった。 これは友達って言っていいよね !?やったー!お友達できたぁ!!
無事に提出物を出し、教室へ戻る。
席に座り、一息ついていると
「あの、御園さん」
「はい?」
声のする方へ向くとそこには石川真人ともう一人がいた。...え?どういう状況?ん?
「突然ごめんね。昨日の自己紹介で御園さんが SAYUKI さんが好きって聞いたから声かけちゃった。一応名 乗っておくと石川真人です。こっちが澤永響希 « さわながひびき »。よろしくね」
「どうもーよろしく」
澤永...そういえば昨日の自己紹介で聴いた気がしないでもない
「あ、よろしくです。石川くん、澤永くん」
「SAYUKI さんのファンってここら辺あんまりいなかったからびっくりした」
真人は微笑みながら言う。
「そ、そうなの!り...私がいた中学にも誰も知ってる人がいなかったから石川くんと澤永くんが知ってるっ て聞いてすっごく嬉しかった!」
「よかったらいろいろお話ししようよ。せっかく同じクラスになれたし」
「うん!いっぱい話そ!」
それから三人は SAYUKI について話していた。
キーンコーンカーンコーン
「あ、予鈴だ。じゃあ御園さん、またね」
「うん、話しかけてくれてありがとう!」
.........
めっっっっっちゃ楽しかった...!てか何 ?! すごくいい人たちだったじゃん!なんとなく話しかけづらいと思ってたけどそんな事なかったしなんなら話しかけてきてくれたし!一日でたくさん友達できたんだけど ?! はあぁ、拓斗にはやく言いたいな。
よっぽど嬉しかったのだろうか、その日の授業はほとんど上の空だった。