オリオンの夜に〜禁断の恋の果ては、甘く切なく溶けていく〜
★ 春樹は、センターのブラのホックを片手で、外すと、胸元に口付ける。スカートの中の手の指先は、足の付け根から、ショーツの中へといとも簡単に入ってきた。
「ンッ……あっ……春樹」
春樹は、身を捩る、私の顔を眺めながら、視線を逸らさない。
綺麗な二重瞼は、私の表情を確かめるように、ゆっくり指先を挿し入れる。
そのまま、激しく動かされて、あっという間に目の前が白く霞んだ。
「はぁっ……はぁ……春樹?」
いつもの春樹と違う。今まで見てきた春樹と違って、怖いくらいに、男の人だ。
春樹は黙ったまま、私の鎖骨にキスを落とす。チクンとして、その場所が、以前冬馬がつけた場所と同じことに気づいた。
肩で息をする私を、春樹の掌がそっと触れた。
「……明香」
「はる、き?」
春樹の顔が切なそうで、私まで胸が苦しくなる。
春樹はやっぱり気づいてしまったんだ。
「俺のモノにしていい?」
「え?」
「明香を、俺だけのモノにして、俺でいっぱいにさせて」
私が、返事をする前に、春樹の舌が、私の口内に差し込まれて、同時に、春樹が私の中に入ってきた。
春樹は、まだ避妊具をつけてない。
春樹に、唇を塞がれて、声が出せない私は、思わず春樹の身体を離そうと、咄嗟に春樹の胸に手をついた。
春樹は、伸ばした私の手首を、頭の上で縫い付けると、そのまま、何度も私を突き上げる。こんなに激しい、春樹のセックスは、初めてだった。
何度達したのかもわからない。
春樹の息も上がり、汗ばんだ前髪を、春樹が掻き上げた。
「明香……愛して、る…………ッ」
春樹が、私の意識が、ふわりと舞った瞬間に、身体の中いっぱいにそれを吐き出した。
そして、私の額にキスを落とすと、ゆっくり、私の中から出て行く。息の整わない私を慈しむように髪を撫でながら、そっと私を抱きしめた。
「……ごめん、ガキで。……でも今日、今すぐどうしても明香を自分のモノにしたかった」
眉を下げて、話す春樹は切なそうで、堪らなくなった私は、しがみつくように春樹に抱きついた。
「ごめん、なさい……」
無意識に私は、そう口にしていた。
「ンッ……あっ……春樹」
春樹は、身を捩る、私の顔を眺めながら、視線を逸らさない。
綺麗な二重瞼は、私の表情を確かめるように、ゆっくり指先を挿し入れる。
そのまま、激しく動かされて、あっという間に目の前が白く霞んだ。
「はぁっ……はぁ……春樹?」
いつもの春樹と違う。今まで見てきた春樹と違って、怖いくらいに、男の人だ。
春樹は黙ったまま、私の鎖骨にキスを落とす。チクンとして、その場所が、以前冬馬がつけた場所と同じことに気づいた。
肩で息をする私を、春樹の掌がそっと触れた。
「……明香」
「はる、き?」
春樹の顔が切なそうで、私まで胸が苦しくなる。
春樹はやっぱり気づいてしまったんだ。
「俺のモノにしていい?」
「え?」
「明香を、俺だけのモノにして、俺でいっぱいにさせて」
私が、返事をする前に、春樹の舌が、私の口内に差し込まれて、同時に、春樹が私の中に入ってきた。
春樹は、まだ避妊具をつけてない。
春樹に、唇を塞がれて、声が出せない私は、思わず春樹の身体を離そうと、咄嗟に春樹の胸に手をついた。
春樹は、伸ばした私の手首を、頭の上で縫い付けると、そのまま、何度も私を突き上げる。こんなに激しい、春樹のセックスは、初めてだった。
何度達したのかもわからない。
春樹の息も上がり、汗ばんだ前髪を、春樹が掻き上げた。
「明香……愛して、る…………ッ」
春樹が、私の意識が、ふわりと舞った瞬間に、身体の中いっぱいにそれを吐き出した。
そして、私の額にキスを落とすと、ゆっくり、私の中から出て行く。息の整わない私を慈しむように髪を撫でながら、そっと私を抱きしめた。
「……ごめん、ガキで。……でも今日、今すぐどうしても明香を自分のモノにしたかった」
眉を下げて、話す春樹は切なそうで、堪らなくなった私は、しがみつくように春樹に抱きついた。
「ごめん、なさい……」
無意識に私は、そう口にしていた。