私の運命
プロローグ
これが
―――死―――?
これが
―――生―――?
もうわけわかんないよ。
でもこれだけははっきりと言える。
今までの思い出が蘇ってくる。
何でこう楽しいばかりの思い出だけじゃなく
つらい思い出も蘇る――?
ありえない。
ありえない。
・・・
私はまだ死にたくないのかもしれない。
どこかで
どこかでまだ期待があるのかもしれない。
でも――・・
これで良いんだと
自分に言い聞かせる。