私の運命
「美緒・・いたかったよね・・・・・


大丈夫・・・?・・・じゃないっか。

ねぇ?美緒?今日も大学一緒に行くって言ったじゃん


嘘つきになっちゃ・・・ッ・・・・」



涙が抑えられない。




言葉もきっと震えてた。



鳴き声で言ったって届くはずないじゃん。



美緒――・・・


眼を開けて――?


美緒・・・・!







美緒ってばっ!!!!!!!!!!!!!!









どれほど願っても

どれほど大声を出したって


届くはずのない

美緒に向って


そう叫んでしまいたかった。


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