お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
私こんな時間一人で歩けないわ…

夕飯なくてもいっか。


「あ。もしかしてカップラーメン嫌い?」


え、そうゆう訳じゃないんだけどな…


「いえ。好きですけど…」

「じゃあ決まり」


え、えー

自由人過ぎんか?!


 
 **-・。**-・。**-・。**-・。**-・。



「うーん、ちょっと汚いけど…ごめんね~」


いや、ちょっとじゃない

失礼だけど、めっちゃ汚い…

私はあのあと沢田さんと、一緒に沢田さん家に向かった。

その間も沢田さんはマスクとメガネをはずさなかった。

沢田さんの家は
挨拶にきた時にちょっと見えたけど予想以上にひどい…


「あ、だ、大丈夫です!」


私は床に転がってる物をまたぎながら沢田さんについていった。


「あ、これで良い?」


と、カップラーメンを差し出した


「あ、はい。」


そして沢田さんは台所へ行ってしまった。

それにしてもひどいな…

片付けたくなる。

< 11 / 170 >

この作品をシェア

pagetop