お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
【好きな人】

あらっ

私が引いてしまった…

どうしようかな…

翼くんを連れてくるわけにはいかないし…


連れて走ったら…

大変だ!!

こんな私でもそれぐらいはわかる!

うーん…

じゃあ…

あっ!


私は応援席に走り出した。

考えてたら走り出したのが遅く、私が最後だった。


「ことちゃん!若菜ちゃん!」

「おぉー。どうしたの鈴望」

「どうしたの?!何か!」


と、言いながらことちゃんはバックを漁りだす。


「あっ、えっと、2人に来て欲しいの!」

「「えっ!」」


2人とも最初は戸惑っていたものの一緒に走ってくれた。

そして、走り出したのは遅かったものの、ことちゃんのおかげで1位を取ることができた。
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