お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
「そう。鈴望。」

と、私の頭の上に手を乗っける翼くん。

あ、挨拶しなきゃ、

反対されてたって言ってたし、いい印象与えないと!

いつか、別れなさい!て言われちゃうかも…

「あ、宮野鈴望です。あ、えっと、高一です…」

うっ、緊張した…

心臓バクバク

「鈴望、そんなに緊張しなくてもいいよ」

翼くん…

その笑顔でちょっと緊張ほぐれた。

「そそ、まぁ、瑠花さんはいつもこんな顔だからー怒ってるわけじゃないよー」

と、孤麦くん。

「桜。向こうで準備してないさい。」

ちょっと怖い…

「はーい」

と、何も反省してなさそうな孤麦くんはどっかに行ってしまった。

「翼も、」

「やだ」

え、えっと、

「つ、翼くん。仕事なら行って?私は大丈夫だから」

「……わかった。」

そう不貞腐れながらも翼くんは準備?かなんかに行った。
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