お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
さすがにあーんは無理…


「ん、じゃあ、いただきます。」


私は翼さんが食べたあと自分のアイスを食べた。



「鈴望ちゃん。ここ。」


と言って翼さんが自分の口の、近くをつついている。

ん?

どう言うことだろう


「ついてるよ。アイス」

「え!」


う、うそ。

私はあわてて鞄の中の、鏡を探した。

でも鏡はどこにも見つからない。

忘れてきた…

ガーン

ど、どうしよう

もう、鏡なしでとるしかない。

でもうまく取れない。


「うーん」


と、唸っていると。


「ティッシュ貸して」


うん?

何でだろう。


「はい。どうぞ」


そう言うと翼さんが、私の顔に近づいてきた。

へ、

すると翼さんがアイスをとってくれた。

急に顔が近づくなってきてビックリした


「はい。取れた。」

「あ、ありがとうございます」
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