お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
「え、本当!」

「感謝!」

何て言ってる。

誰に電話かけてるんだろう。

けどきっと私が断った役を探してるんだろう、、


電話を終えた翼さんが、

「よかったら撮影見てく?」


ううん。見たくない。

なんでだろう…

つばさくんのファンなら絶対みたいはずなのに…


私は、首を横に降った。


「そっか」


そのまま謎の沈黙があった。


翼さんは、食べ終わっていて、「撮影もう少しだから行くね。今日一緒に食べてくれてありがとー」と言って行ってしまった。



なんでだろう、、

涙が出てくる


私は、その場所で泣いた。



 **-・。**-・。**-・。**-・。**-・。



何時だろう…

私は、スマホを取って見てみた。


2時30分…


1時間たっていた。


はぁー帰ろ


私は、屋上の扉を開けて階段をおりた。


私は、教室に鞄を取りに行った。


今はどこで撮影してるんだろう…

きっと、私がお願いされた撮影は終ってるはずだ。


昇降口に行く途中も撮影の人には、会わなかった。


トボトボと、帰り道を歩いた。
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