お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
ゴロゴロゴロ


「キャー」

雷が近くで落ちて気がする…


しかも、いまの雷でこの辺の家全体が停電した。

暗いの無理なのに…


「う、ぅ」


すると、


ピーンポーン


な、なに?!

インターホンからは、

「鈴望ちゃん。大丈夫?」

と、翼さんの声がした。

私は、とっさにドアを開けて翼さんに抱きついた。

翼さんは、玄関のドアを閉めて私に抱き返してくれた。


「大丈夫だよ」


久しぶりに、翼さんと話す。

安心する…

翼さんは、私をお姫様抱っこして私の部屋の前につれてってくれた。


いつもならお姫様抱っこ何てされたらパニックだけど雷に勝てるものなんていない。

「入って大丈夫?」

コクコク


つばさくんのグッズかざってあるけど…

翼さんは、私の部屋のドアを開けて、私をベットの上に下ろしてくれた。


「鈴望ちゃんが寝るまでずっと一緒にいるから、安心して寝な。」

と、言ってくれた。


優しい…
< 57 / 170 >

この作品をシェア

pagetop