お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする


ガチャ

あ!

「翼さん!お疲れ様です!」


「あー、疲れたー。早くご飯食べたーい」


と、言って私の頭を撫でた。

ドキッ


翼さんは、夕飯を毎日食べに来てくれる。


だから、私の家の合鍵を渡した。


だけど、毎回翼さんと会うと凄いドキドキする。



「今日は唐揚げです。」


「うわー。うまそー」


「「いただきます!」」


すると、ちょうどテレビにつばさくんが出ていた。

え!

これ、録画してない!

そう思い目をテレビに向けた。


すると、

「ここに本人があるのになー」


「へ?」


た、確かにここに本人はいるけど…


「仕事をしているつばさくんと、今いる翼さんは違いますから…?」


「ハハッ。なんで疑問系」
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