お隣さんはアイドル ーはじめて恋をする
は!
私テレビに夢中になっちゃった…。
「ご飯中なのにご…「鈴望ちゃん好きだよ」
「え、」
え、え、え、
「え、ーと、もう一度お願いします。何かの間違いでは…」
「俺は鈴望ちゃんが好き。間違えじゃないよ」
「…っ////」
「ファンだからじゃなくて、恋愛として鈴望ちゃんが好き」
…っ
うれしい…
でも、私は、恋愛としての好きがまだよくわからない。
「あ、あの。嬉しかったです。でも、私恋愛の好きとかよくわからなくて…あの、」
あーー。
何て言って言いかわからない。
「ゆっくりで良いよ。ごめんね急に」
フルフル
私は、首を横にふった。
「返事はまた今度で良いから」
コクッ
私は、首を縦にふった。
その日は、気まずく何も話さず終わった。