お隣さんはアイドル   ーはじめて恋をする
「お兄ちゃんあい変わらずだな…ちょっとうるさいの変わってないし」

「確かに…」


「碧今日うちの家に泊まるんだよね?」

「あ、うん」

前にお母さんに言われていた。


碧望は、今年受験生だから部活はないため、うちの家に泊まっても問題はない。

でも、私の家でも勉強をすると、いう条件付きで今日は私の家に泊まるみたい。


「あ!」

「どうした…?」

「夕飯の材料買いに行こ!家にたぶんないから」

「おう」


私たちはバスに乗って、家に帰る途中にあるスーパーに向かうことにした。


「ねぇーちゃん。買いすぎじゃない…?
それ、2人分じゃなくて3人分ぐらいない?」


「…」


確かに私と碧の手に持っている袋は、3人分ぐらいある…


翼くんのも買っちゃってた…(無意識)


……どうしよう


翼くんには朝今日は碧が来るから、とLINEを送るとと、俺もメンバーと集まる予定がある。

と、返信がきていた。

残ってたとしてもおそそわけには、行けない。


「もしかして誰か来る?」

「う、ううん」

と、私は、すぐに否定した。


「え、じゃあこの量を俺たちで…?」

「まぁ、そうゆうこと。ハハッ…」


碧に食べて貰おう。2人分。

「食えるかな…」なんて、碧は独り言を言っている。

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