向日葵 短

お兄ちゃんの部屋へ
行った。


いつも通り。
何も変わる事なく
お兄ちゃんの部屋である。

ふと、テーブルを見る。


私のあげた瓶が
置いてあった。

手に取る。


何か紙が張り付いていた


『宝物』


お兄ちゃんの綺麗な字で

そう書いてあった。



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