Sweet and sour love
「優奈、ありがとな。
 せっかく会えたし、お礼に飯でも行かない?」
 大和に誘われた。私は悩んだ。

「予定があるなら、また、今度でも。」
 大和は気を遣ってくれた。

「あ、いや。行く。」
 私は悩んだ末、
『大和と一緒にいたい』
 という気持ちに嘘がつけなかった。

「よかった。じゃあ、行こう。」
 近くの居酒屋に行った。
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