幼馴染との約束
学校に行って、いつも通り沙良と一緒に過ごしていた。




今日で最後なんだ、、、




「沙良、、」




「どーしたの!?」




沙良は元気がない俺を心配してくれていた。




「沙良、、今日でお別れだ。」




泣きそうになるのを堪えながら、
沙良に伝えた。




「え、、なんで!?もう一緒にいれないの!?そんなのやだ!!」




泣き出してしまった。





「親の、、転勤なんだ。」




「そーなんだ…仕方ないよね。仕方ない」




嘘までついてごめんな。
沙良には心配かけたくない。




沙良は俺の父さんのことをすごい気に入っていた。俺の家に来ても父さんと俺と3人で遊びに行くことが多かった。
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