幼馴染との約束
家の門を開けて入っていく義父のあとを追いかけた。




中に入ったらとても綺麗に家具が並べられており、前の家とは全然違っていた。




「座っていいよ」




目の前にある椅子に腰をかける。




「悠希君も急にお父さんが変わってビックリしただろう。全てを話す。それでいいか?」




聞きたくなんてない。




早く出て行ってやりたい。




「うん」




素直に頷くしかなかった。




「君と同い年の子もいたんだけどね、その子は元妻だった人が引き取って行った。まあ、離婚したんだ。君の母親とはね、、元からの仲だったんだ。大学の時の知り合いでね。辛い時に支え合えるし、とても安心したんだ。だから、、俺はこの人を選んだ。」




前の妻の人に相談すれば良かっただろ。
なんで、俺の母さんにしたんだよ。




「ちょっと、こっち来て!」




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