幼馴染との約束
知らないおっさんとぶつかってしまった。




「すみません」




「あ?ガキ。痛てぇじゃねーか」




おっさんが殴りかかってきた時、怖いなんて思ってもいなかった。




家よりはマシだ。




「おい、辞めろよ。俺の連れだよ」




「あ?…」



おっさんが俺から少し距離を取った。




どーなってんだ?




「あ、あ、あなたは、、、ここら辺で有名な、和樹さんですよね!?連れだと知らなくて、つい!すみませんでした!」




そう言って走って行ってしまった。
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