幼馴染との約束
そこから、俺はどんどん変わっていった。




力も強くなってきたし、喧嘩とかでも勝つことが多くなっていた。





和樹先輩からも気に入られて、
次の総長は俺に任すかもしれないとまで言われたくらいだ。





白龍は、有名な族でもあり、
顔も結構いい人が揃っている。




だから、街とか歩いてたら、声かけられることが多い。




決まって俺は無視。




和樹先輩とかも無視をしているが、春樹だけはチャラチャラ女子の相手をしている。





「あー、先輩引退まであと少しになってしまったなぁ」




確かに、後1ヶ月後には引退している。
先輩とすごした、3年間はとてもあっという間だった。





俺は、高校生になっていた。




ドンッ!




いってぇ




知らない女とぶつかった。




「すみません!」




その女は一瞬後ろを振り向いて謝ったが、焦っていたのか、すぐに行ってしまった。




だけど、、、





その女は、、






雰囲気とか表情を見たら、

幼稚園の頃に一緒にいてとても会いたかった

沙良だと思った。
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