幼馴染との約束
「心配しなくて大丈夫だよ。春樹は女の家に行くんだろうから」




樹は苦笑いを浮かべていた。




「沙良はどーするの?」




「えっと、、」




言葉に詰まっていると




「俺が送る。」




悠希がそう言うと思っていなかったのか、とても驚いた顔をしている。




「幼なじみだもんな。仲良くて当たり前だよな」




「幼なじみなんかじゃねーよ」




…!?




幼なじみじゃない!?




どーいうこと!?




「そーいうことか」




納得そうに頷く樹。




どーいうこと!?
説明お願いしますっ!




「ははっ、まあ、いつかは教えてくれるだろうから。その日を待とーね」




樹に頭を撫でられ、話を逸らされる。




男にしか分からない会話だったのかな。
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