幼馴染との約束
外から何か物を落とす音が聞こえてきた。




部屋の中を見て立ち尽くす、春樹と樹と沙良。




見られてたのか?




じゃないと、反応しねーよな。




「行かないでっ」




真子が中々腕を離してくれない。




沙良は走ってどっかに行ってしまった。




その後を樹が追いかける。




「どーなってんだよ!?」




どーなってるも何も、、




珍しく怒っている春樹。




「何も言わねーんなら、いいよ。勝手にしろ」




なんで、俺はさっきから口が動かねーんだ?




その場を後にした俺と真子。




「明日から悠希君が送って欲しい」




真子に強くお願いされる。




「なんで、、」




「お母さん、悠希君のこと気に入ってるの!だから、、悠希君が送り迎えしてくれないと、お母さん心配しちゃう!」




「分かった」
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