幼馴染との約束
「なんで引退したんだよ?」




「上からの指示でな。お前は、使えねーからってよ。まぁ、俺って意外とおしゃべり好きだし?相手の総長ともこーやって話してるだろ?気に食わねーんだと思うぜ?」




赤龍は、総長が1番上ではなく、
赤龍を最初に作り上げた元総長がトップとして動いている。




だけど、その元総長は指示を総長に出すだけで動くことはない。




元総長の言うことは、絶対にしないといけない。




「まぁ、いいんだよ。今回の赤龍の総長は厄介だぜ?おめーらのこと早くも潰してーらしいし、結構頭がいい男でな。」




そう言いながら、バイクにまたがる。




「じゃーな。頑張れよ」




赤龍。
久しぶりに聞いたな。




そのままバイクに乗って、倉庫に向かった。




倉庫に着いたら、必ず




「お疲れ様です!」

「こんにちは!」

と頭を下げられる。




そのまま奥の部屋に向かうと、大輝と知らない見たこともない女が話してるのが目につく。
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