幼馴染との約束
「悠希、沙良をずっと見つめてどーしたんだよ?」




「は?」




樹に声をかけられた。
見てるつもりなかったけど、、見てたのかもしれない。




「見てねーよ」



「そう?」




樹と春樹は感がいい。
すぐに色々なことに気づかれてしまう。




外の空気を吸おうと思い、ドアを開けた。




タバコに火をつけて吸う。




呑気にタバコを吸っていたら、ドアが勢いよく開く。




「春樹と樹!早くぅ!」




樹と春樹を連れてどこかに行くらしい。
今回は俺は行かねーけど




「あ、悠希も行く!?」




「行かねー」




タバコを吸い終わり、
部屋に入ったら沙良が1人いるだけだった。





「悠希…ねぇ、覚えてる??」




急に聞かれて、ビックリしてしまった。




「覚えてねーよ」




俺はそう言ってしまった。




覚えてるよ、沙良。




1番会いたかったやつだよ。




だけど、、、




俺と深く関われば危険な目に合う。




お前だけは守りてぇ。




「だよね…」




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