幼馴染との約束
「はい」




『今日の夜いつ帰ってるくの〜?』




「今日は帰んねーよ」




それだけ言って電話を切ってしまった。




「乗れよ」




ヘルメットを被せられた。




そこまでされたら乗らない訳には行かないので、乗ることにした。




バイクに乗ること10分したら、目的地と見られる場所に到着した。




そこは、とても景色がいい場所だった。




ベンチがあり、座りながら景色を眺めることができる。




「きれーい!」




生まれて初めて見る景色だった。




「いい眺めだろ?」




「はい!」




15分くらい眺めただろうか。




「なんで、トイレって嘘をついたの?」




「え!」




急に聞いてくるもんだから、ビックリして変な声出たじゃん!
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