1945年 8月9日 11時2分
「じゃあね!」

『はい!』


それから、15分くらい歩いて家についた。

「あ、光子。」

『あ、一郎だ。こんにちは』

「ハハッ 能天気だな」

苦笑いしたのは、隣の家の幼なじみ、多田一郎だ。

「あっ、明日、いつものところに11時集合な」

?なんだろう?

『うん、いいよ』
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