フラグを全力で育てる系女子の恋愛事情〜なぜか溺愛されてますが〜
とまぁそんなこんなで、街中にある小さなクレープ屋さんへと到着した私達。
「わぁ、凄い」
店内はキラキラしてて、ディスプレイしてあるクレープの見本もどれも可愛い。
スタンダードなクレープはもちろん、くるくる巻かれた真ん中がお花や動物の顔になってるもの、これでもかとフルーツが盛られたクレープは、SNS映えしそうな感じ。
クレープの生地の味も、何種類もあるみたいだ。
「オープンしたばっかでさ。まだちょっと悩んでるメニューもあるらしくて、色んな人の意見が聞きたいんだって」
店内をキョロキョロ見渡して、江南君が軽く右手を上げる。その後しばらして、美人のお姉さんがこっちにやってきた。
「よ、ねーちゃん」
「今日も綺麗だね一香さん」
「こんにちは」
ペコリとお辞儀すると、その人はニコッと笑ってくれた。キリッとした顔立ちで、いかにもできる女という雰囲気が漂っている。
ツリ目っぽいところが、少し江南君に似てる気がする。
「こんにちは。なにちゃん?」
「相崎小夏です」
「可愛い名前だね。私、江南一香です。聞いてると思うけど、太一の姉ね」
「あ、はい」
「わざわざ来てくれてありがとうね。一応私がメインで作ったりメニュー考えたりしてるんだけどさ、ちょっと第三者の意見もほしくて」
「お菓子の知識とかなくても、役不足じゃないですか?」
「全然。食べて感想くれるのがありがたいんだから」
「食べるのは、得意です」
「それが一番」
快活に笑う一香さんは、とってもステキな人だ。
「教室でいっつもおっきい口開けてお弁当美味しそうに食べてるからさ、ピッタリだと思ったんだよね」
藤君…笑顔は可愛いんだけど、その言葉はどう受け取ったらいいんでしょうか。
「わぁ、凄い」
店内はキラキラしてて、ディスプレイしてあるクレープの見本もどれも可愛い。
スタンダードなクレープはもちろん、くるくる巻かれた真ん中がお花や動物の顔になってるもの、これでもかとフルーツが盛られたクレープは、SNS映えしそうな感じ。
クレープの生地の味も、何種類もあるみたいだ。
「オープンしたばっかでさ。まだちょっと悩んでるメニューもあるらしくて、色んな人の意見が聞きたいんだって」
店内をキョロキョロ見渡して、江南君が軽く右手を上げる。その後しばらして、美人のお姉さんがこっちにやってきた。
「よ、ねーちゃん」
「今日も綺麗だね一香さん」
「こんにちは」
ペコリとお辞儀すると、その人はニコッと笑ってくれた。キリッとした顔立ちで、いかにもできる女という雰囲気が漂っている。
ツリ目っぽいところが、少し江南君に似てる気がする。
「こんにちは。なにちゃん?」
「相崎小夏です」
「可愛い名前だね。私、江南一香です。聞いてると思うけど、太一の姉ね」
「あ、はい」
「わざわざ来てくれてありがとうね。一応私がメインで作ったりメニュー考えたりしてるんだけどさ、ちょっと第三者の意見もほしくて」
「お菓子の知識とかなくても、役不足じゃないですか?」
「全然。食べて感想くれるのがありがたいんだから」
「食べるのは、得意です」
「それが一番」
快活に笑う一香さんは、とってもステキな人だ。
「教室でいっつもおっきい口開けてお弁当美味しそうに食べてるからさ、ピッタリだと思ったんだよね」
藤君…笑顔は可愛いんだけど、その言葉はどう受け取ったらいいんでしょうか。