ホワイト・ターン・オレンジ〜夕日色の白い部屋で幼なじみと甘いひととき〜
「四が五に増えた?……あ、これって!」
一つ分かったかも知れないと、思わず声を上げた。
同時に生徒玄関へ続く曲がり角を曲がる。
すると、目の前がまた霞がかった。
目の前が晴れると、戻って来た覚えもないのに目の前には保健室のドア。
スマホは手に持ったままの状態で、さっきのアプリ画面のままだ。
数字も5/10のまま。
やっぱり保健室には入らないとないってことなんだろう。
ちょっと残念に思ったけれど、光明が見えたのでそこまで落ち込みはしなかった。
落ち込むよりも、新にも報告してわたしの考えが合ってるか一緒に考えて欲しい。
「新!」
わたしは喜びのまま元気に彼の名前を呼んで保健室の中に入った。
一つ分かったかも知れないと、思わず声を上げた。
同時に生徒玄関へ続く曲がり角を曲がる。
すると、目の前がまた霞がかった。
目の前が晴れると、戻って来た覚えもないのに目の前には保健室のドア。
スマホは手に持ったままの状態で、さっきのアプリ画面のままだ。
数字も5/10のまま。
やっぱり保健室には入らないとないってことなんだろう。
ちょっと残念に思ったけれど、光明が見えたのでそこまで落ち込みはしなかった。
落ち込むよりも、新にも報告してわたしの考えが合ってるか一緒に考えて欲しい。
「新!」
わたしは喜びのまま元気に彼の名前を呼んで保健室の中に入った。