恋の花と君が散るまで〜ポケットの中で今日も。〜
次の日、私はそのお花屋さんに行ってた。
「いらっしゃいませ!あ、昨日の!」
覚えててくれてたんだ…
不思議と嬉しくなる。
「あ、はい、、昨日あんまりちゃんとお花見れなかったので」
「美來ちゃんが言ってたよ、香織ちゃんだよね?」
美來、私の事も話してたんだ。でも、いきなり男の人にちゃん付けで呼ばれるの、なんか、違和感だな…
「花、好きなの?」
「あっはい!好きです」
「僕も好きなんだ、なんか、癒される。」
「分かります!それ!私、苗字が遠藤なんですよ、遠藤香織。スイートピーって、カオリエンドウとも言うじゃないですか、それもあって、お花、なんか好きなんですよ!」
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