空を見上げて~優しい風 次世代編~
夕方。

お父さんが来た。

僕らは二階に繋がる
階段の上からこっそり見ていた。

「来た来た。」

「うん。」

叔母さんはちょうど
買い物に出かけている。

「おーい、しぃちゃん?
碧空ー?いないのかー?」
と、お父さんが探している。
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