冷酷王の元へ妹の代わりにやってきたけど、「一思いに殺してください」と告げたら幸せになった
ファンタジー
完
169
池中織奈/著
- 作品番号
- 1672393
- 最終更新
- 2023/04/17
- 総文字数
- 84,597
- ページ数
- 43ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 327,226
- いいね数
- 169
- ランクイン履歴
-
総合36位(2022/08/29)
ファンタジー(総合)7位(2022/08/29)
- ランクイン履歴
-
総合36位(2022/08/29)
ファンタジー(総合)7位(2022/08/29)
冷酷王と呼ばれる王の元へ、妹の代わりに虐げられた王女は花嫁候補として向かわされることになった。
「――というわけで、私は陛下の求めている姫ではありません。痛いのは嫌いなので、殺すなら一思いにどうか、一撃で殺してください!」
オルテンス・サーフェーズは、そう言い切った。
虐げられた王女のその言葉から始まる、大国の王や王城に務める人々との交流とそこから幸せを紡ぐ物語。
※小説家になろうにも掲載中です
- あらすじ
「――というわけで、私は陛下の求めている姫ではありません。痛いのは嫌いなので、殺すなら一思いにどうか、一撃で殺してください!」
冷酷な王の元へやってきた虐げられた王女はそう言った。
そこから、王女は幸せへの道を歩んでいく。
- 読む
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目次
-
- 「一思いにどうか、一撃で殺してください」
- 「美味しいものが食べれて、嬉しいから」
- 「まるで、夢の国にいるみたい」
- 「おはようございます。陛下」
- 「お日様の下は、楽しいです」
- 「本の中のお姫様はとても幸せそう」
- 「この場所は、いつか覚める夢の世界だから」
- 「私は自分で死ぬことが出来ないから」
- 「別に解かなくても問題はないけれど」
- 「私の命は、国の物だから」
- 「私を大切にしているなんて、不思議」
- 「そんなこと、私に言われても」
- 「そんなものがかけられてたんだ」
- 「あんまり、優しくし過ぎないでほしいの」
- 「私を狙っても、どうしようもないけれど」
- 「いつも守ってくれてありがとう」
- 「怖くないです」
- 「王都探索したい」
- 「仲良しではないよ?」
- 「王都って広い」
- 「見ているだけで楽しくて」
- 「これ、とっても可愛いです」
- 「沢山の人が居る中で、食事をするの楽しい」
- 「楽しいものが沢山」
- 「甘い物って美味しい」
- 「ミオラが解いた方がいいっていうなら」
- 「痛い時に、手を握ってもらえるのって嬉しいんだね」
- 「何だかすっきりした気持ち」
- 「私を祖国に帰すまえに陛下に殺してほしいの」
- 「私、本当に夢を見続けていいの?」
- 「私に出来ることって何かないのかなぁ」
- 「陛下のためになれるの嬉しい」
- 「私がどういう形で此処にいたいか?」
- 「陛下とはお話出来る距離がいいな」
- 「いいんですか? 陛下」
- 「キスしますか? 夫婦はするって聞きました」
- 「私のことを大切にしてくれていることをもう知ってますから」
- 「お友達が出来るのって嬉しい」
- 「ウエディングドレスって綺麗です」
- 「起きた時に陛下の顔を見れるの幸せです」
- 「私はこれから陛下と家族になるので」
- 「陛下は有言実行だなぁ」
- 「私はとても幸せです」
この作品の感想ノート
かわいいです。周りの人がみんなメロメロになって行く気持ちがよくわかります。いじらしいというか、庇護欲をそそるところ、痛ましい過去を当然の事として受け入れている姫に、絶対に幸せになってほしいと強く願いました。最初に気付いてくれた影の人や侍女のミオラさんがいてくれて本当によかったと思います。彼女達、周囲で見守っていた人達に激しく同意しております。絆されるっていい意味で好きにならずにいられないってことですよね。そんな純真無垢な姫を娶った陛下も、知らず知らずに姫に魅了されていたのになかなか動かないって、周囲の人達と一緒にヤキモキさせられましたこと。ハッピーエンドで落ち着いてほっこりしました。
2022/11/16 11:18
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