クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
「私も凛久さんが好き」
持てるだけの笑顔で気持ちが伝わるようにと、彼にゆっくりと言葉を向けた。
「ツっ」
そう呟いたと思えば、凛久さんは私にゆっくりと口づける。その優しさがなぜかじれったい。
もっと激しく求めてくれていいのに。そう思うのに、凛久さんはいつもより優しく、全身に触れるだけのキスを落とす。
いつもはすぐに確信をついて触れる手も、わざとそこを避けるように、それでいてジワジワと快感がせりあがってくるような気がする。
甘ったるい声が漏れてしまうも、いつもよりゆったりとした快感で私の頭の中はフワフワとして、ただ無意識に彼に縋り付く。
「凛久……さん」
「今の呼び捨てみたいなのよかったな」
ただ、言葉が途切れてしまっただけなのに、嬉しそうに凛久さんは私の瞳を見つめる。
「もう一度呼んで」
ただそうなってしまっただけで、わざと呼び捨てにしたわけではない。
持てるだけの笑顔で気持ちが伝わるようにと、彼にゆっくりと言葉を向けた。
「ツっ」
そう呟いたと思えば、凛久さんは私にゆっくりと口づける。その優しさがなぜかじれったい。
もっと激しく求めてくれていいのに。そう思うのに、凛久さんはいつもより優しく、全身に触れるだけのキスを落とす。
いつもはすぐに確信をついて触れる手も、わざとそこを避けるように、それでいてジワジワと快感がせりあがってくるような気がする。
甘ったるい声が漏れてしまうも、いつもよりゆったりとした快感で私の頭の中はフワフワとして、ただ無意識に彼に縋り付く。
「凛久……さん」
「今の呼び捨てみたいなのよかったな」
ただ、言葉が途切れてしまっただけなのに、嬉しそうに凛久さんは私の瞳を見つめる。
「もう一度呼んで」
ただそうなってしまっただけで、わざと呼び捨てにしたわけではない。