クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
父、そして藤堂の社長としてお義父様の挨拶が続く。世界に翠光園の名前が知れ渡り、本当にこんなに嬉しいことはない。
「最後に、まだまだ未熟ですが、私の息子でありこのスタンリーカフェの生みの親、社長の藤堂凛久よりご挨拶をさせていただきます」
お義父様の結びで凛久が堂々と中央へと歩いていく。その姿はとても立派で輝いていた。
やはりここが凛久の居場所なのだと思う。
「これからは世界にもスタンリーカフェを展開し、そこでも翠光園のお茶を扱ってまいります。
世界に認められた味を伝えてまいります。そして、私事で恐縮ですが」
そこで凛久は一呼吸置いた。
「商品の開発においてはもちろん、公私にわたり私を支えてくれた上月瑠璃さんと結婚をいたしますことをご報告いたします」
そういうと、凛久さんは私の方を見た。ホテルのスタッフに促され私は何がなんだか理解できないまま、壇上へと上がり凛久の隣に立つ。
「最後に、まだまだ未熟ですが、私の息子でありこのスタンリーカフェの生みの親、社長の藤堂凛久よりご挨拶をさせていただきます」
お義父様の結びで凛久が堂々と中央へと歩いていく。その姿はとても立派で輝いていた。
やはりここが凛久の居場所なのだと思う。
「これからは世界にもスタンリーカフェを展開し、そこでも翠光園のお茶を扱ってまいります。
世界に認められた味を伝えてまいります。そして、私事で恐縮ですが」
そこで凛久は一呼吸置いた。
「商品の開発においてはもちろん、公私にわたり私を支えてくれた上月瑠璃さんと結婚をいたしますことをご報告いたします」
そういうと、凛久さんは私の方を見た。ホテルのスタッフに促され私は何がなんだか理解できないまま、壇上へと上がり凛久の隣に立つ。