クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
もう結婚をしている私たち。今が幸せだったから、プロポーズをしてもらえるなんて想像もしていなかった。
薔薇の花束の横のブラックの紙袋から、ビロードの小さな箱を取り出すと凛久はそれを開ける。
「うそ……」
そこにはキラキラと輝くダイアモンドの指輪があった。
「遅くなってごめん。瑠璃の不安をすべて無くしてから、きちんとしたかった」
そう言って凛久はそっと私の左手を取る。
「瑠璃、結婚してくれる?」
優しい大好きな瞳が少しだけ揺れたような気がする。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
今度こそ嬉しくて涙が零れるが、そんなことを気にすることなく返事をすると頭を下げた。
そして薬指にはめられた指輪を自分の目の前にかざす。
「嬉しい。ありがとう」
「瑠璃、幸せになろうな」
その言葉に私は何度もうなずいた。
薔薇の花束の横のブラックの紙袋から、ビロードの小さな箱を取り出すと凛久はそれを開ける。
「うそ……」
そこにはキラキラと輝くダイアモンドの指輪があった。
「遅くなってごめん。瑠璃の不安をすべて無くしてから、きちんとしたかった」
そう言って凛久はそっと私の左手を取る。
「瑠璃、結婚してくれる?」
優しい大好きな瞳が少しだけ揺れたような気がする。
「はい、こちらこそよろしくお願いします」
今度こそ嬉しくて涙が零れるが、そんなことを気にすることなく返事をすると頭を下げた。
そして薬指にはめられた指輪を自分の目の前にかざす。
「嬉しい。ありがとう」
「瑠璃、幸せになろうな」
その言葉に私は何度もうなずいた。