クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
「そんなこと本気で思ってる? ここで証明してもいいけど」
今まで軽く肩を抱いていた手が、私の背中をなぞるのが分かり、私は慌てて声を発する。
「思ってない!」
狼狽しつつ答える私を、今度は凛久が楽しそうに笑い声をあげる。
「本当にママになっても瑠璃はかわいいな」
まだまだ凛久にはかなわない。そんな思いも込めてジッと見つめた後、チュッとリップ音を立ててキスをする。
「いってらっしゃい」
「早く帰ってくる、奥様」
そう言いながら出かけていく凛久を見送る毎日がとても幸せだ。
いきなり初対面で私の両親に結婚を申し込まれたあの日から、私はずっとこの人に恋をしてる。
そして、これからもずっと。
大好きな旦那さまと一緒に。
End
今まで軽く肩を抱いていた手が、私の背中をなぞるのが分かり、私は慌てて声を発する。
「思ってない!」
狼狽しつつ答える私を、今度は凛久が楽しそうに笑い声をあげる。
「本当にママになっても瑠璃はかわいいな」
まだまだ凛久にはかなわない。そんな思いも込めてジッと見つめた後、チュッとリップ音を立ててキスをする。
「いってらっしゃい」
「早く帰ってくる、奥様」
そう言いながら出かけていく凛久を見送る毎日がとても幸せだ。
いきなり初対面で私の両親に結婚を申し込まれたあの日から、私はずっとこの人に恋をしてる。
そして、これからもずっと。
大好きな旦那さまと一緒に。
End