クールな御曹司は湧き立つ情欲のままに契約妻を切愛する
キッチンから声をかければ凛久さんは「海苔をもらおうかな」と言った後すぐに手招きをする。
海苔を持って彼の目の前に座って私もお茶を一口含んだ。
まろやかで少しとろみを感じて、ホッとする。
「もう大丈夫だから座って。先に食べてごめんな」
「いえ、そんな」
仕事があるのだし、彼の準備をするためにいるのだから当たり前なのに、きちんとこうして声をかけてくれるところがとても好感が持てる。
「今日は何をする予定?」
実家からも休みをもらい、久しぶりの休日だ。前からやりたかったことをしようと私は決めていた。
「久しぶりにお菓子を作りたいんです」
「お菓子?」
以外な答えだったようで、食べる手を止めて私を見た。
「はい、和菓子が好きなんです。それにあのパフェに少し添えられるものを考えられないかなと思って……」
海苔を持って彼の目の前に座って私もお茶を一口含んだ。
まろやかで少しとろみを感じて、ホッとする。
「もう大丈夫だから座って。先に食べてごめんな」
「いえ、そんな」
仕事があるのだし、彼の準備をするためにいるのだから当たり前なのに、きちんとこうして声をかけてくれるところがとても好感が持てる。
「今日は何をする予定?」
実家からも休みをもらい、久しぶりの休日だ。前からやりたかったことをしようと私は決めていた。
「久しぶりにお菓子を作りたいんです」
「お菓子?」
以外な答えだったようで、食べる手を止めて私を見た。
「はい、和菓子が好きなんです。それにあのパフェに少し添えられるものを考えられないかなと思って……」