初恋



そう言って優輝はカバンからケータイを取り出した。







…良かった。


夜で。




あたし今、
絶対、顔赤い。



良かった。

見られなくて。



優輝に、バレなくて。





優輝はアドレスを交換した後、
すぐに家へと帰っていった。


家まで10分で着くって言ってた。
…………ホントかなあ…。


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