初恋



とりあえず、あたしは学校へ行くことにした。


彰は…行かない気でいるみたい。



「はぁ…」




信じられない。

だって今まで、そんな素振り全く見せなかったから。


…ホントに…信じられない。











「おはよおー…」

「あ、姫芽…。
おはよ……」

「はは。
莉央、テンション低すぎ…」

「そりゃあんなことあったしー。
てか、姫芽も低いね」

「んー……」

「なんかあった?」



< 64 / 99 >

この作品をシェア

pagetop