危険な同居生活
潤side


何か今日の真菜はいつもより3倍可愛いぞ。


ま、いつも可愛いけど。


って、俺ってこんなキャラだったか?


「真菜ー。ベットが1つしかないから今日は一緒に寝ようなー」


俺は荷物を整理してる真菜に言う。


『何でー?襲われるーっ』


俺ってそんなイメージな訳?


そりゃ…好きな女が隣で寝てたら確実襲うけどさ。


それは普通じゃないか?


「それより携帯鳴ってるぞ」


テーブルに置いてある真菜の携帯を指さす。


『あ…多分めぐからだと思う…。電話だから出て!』


真菜にそう言われたので、俺は電話に出る。


「もしもし…」


俺は通話ボタンを押してそう言う。


《真菜!?今日真菜の住んでるマンション行くけどいいー?》


男の声…。


しかも超幼い声…。


誰だ?


もしかして真菜の浮気相手とか…。


ありえないな。


「おい、幼い男の子から電話なんだけど…」


『あぁ…。悠か!』


そう言って俺から携帯を奪う真菜。
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