危険な同居生活
私はあっという間に裸になっていた。


「そんなジロジロ見ないでよ…」


超恥ずかしい…。


『いいじゃん。彼氏なんだし』


そ、それはそうだけどね?


こっちは恥ずかしくて死にそうなの!


『そういえば、真菜からキスしてもらった事1回もないんだけど』


だって恥ずかしいもん。


『真菜からキスしてよ』


うぅ…意地悪だなぁ。


私は顔を真っ赤にしながらも潤に触れるだけのキスをする。


『もっと』


潤の色っぽい声にドキッとする。



ずるいよ…。



しかも整いすぎなんだよ…この顔。


世の男全員を敵にまわした顔だよ。


だから心配になる。


潤が他の女子に取られちゃいそうで。


「もっとなんて無理だよー。これでも頑張った方なんだよ?」



『こーやってすんだよ』



「んっ…」


潤の舌が私の舌と絡み合う。
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