危険な同居生活
そして担任の阿久津先生の話も終わり、みんなぞろぞろと教室から出ていく。


『まーなっ』


「あっ!めぐっ」


私の所に来たのは笑顔のめぐ。


『一緒に帰れるー?』


え…。


本当はめぐと帰りたいんだけど…。


『端野、真菜は俺と帰る約束してんだ。それに今日から…っ』


私はそこまで言った潤の口を押さえる。


それに今日から一緒に住むんだとか言おうとしてた!


まだ教室に人居るんだから…別にめぐには一緒に住む事教えてもいいけど…。


『ちょっとー2人とも超仲いいじゃん♪応援してるよー。ま、私は海斗誘って帰るからいいよっ☆』


そう言って水嶋くんの所にスキップして行くめぐ。



いつの間にかに水嶋くんから海斗って呼ぶようになってるし。


『早く行くぞ』


潤がそう言う。


「はいはい…」


私と潤は教室を出る。
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