危険な同居生活
潤side


あのガキムカつく…。


俺だって真菜と一緒に風呂入ったことないんだぞ?


真菜も甘すぎだろ…。


真菜の弟じゃなかったらボコってるんだけど…。


俺は風呂場に行く。



俺も一緒に入るからな!


バンッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


俺は風呂のドアを開ける。



『ちょ…潤!?』


真菜は顔を真っ赤にしながら言う。


ちゃんとタオル巻いてるんだからいいじゃんか。


うっ…悠の奴真菜の胸触ってやがる。


すると悠は俺に勝ち誇った笑みを向ける。



ムカつく…。



俺は湯船に入る。



『真菜…この男彼氏?』


悠は真菜に可愛らしい笑顔を向ける。


『ん?ま…そうだよ』


真菜は顔を赤くさせながら言う。



『えー。そんなの嫌だぁー。僕だけの真菜だったのにっ』


そう言って俺を睨む悠。


『もういい。真菜僕もう帰る。お母さんたちが泊ってるホテルに帰るね』


プンプンと怒りながら帰って行った悠。


よっしゃ。
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