危険な同居生活
「ちょっとどこ触って…っ」


私の胸の谷間をなぞるように人差し指で触る。


早くお風呂入ろうよ…。


『じゃ入るか』


そんな潤の言葉で私と潤はお風呂に入った。








私は潤が洗ってる間湯船につかって手で水鉄砲を作っていた。



自分でも子供っぽいと思う。


『真菜。洗ってやるからこっち来い』


潤がそう言うので私は湯船から上がり、潤の所に行く。



そして潤は私の髪を洗ってくれた。


気持ちい…。


『真菜、今週の土曜日あいてる?』


潤が私の背中を洗いながら聞いてきた。


デートのお誘いかなっ?


だってデートなんかしたことないもん…。


夏休み中も4人で遊ぶことはあってもデートとかはなかった。


一緒に住んでるからかもしれないけど。


「それってデートのお誘い?」


『そ、そうだよ…。てか、女をデートに誘うのなんかやったことねー』


少し下を向きながら言う潤。


多分潤の顔は真っ赤。


いつもドSで意地悪だけど…なんかこーゆー所可愛いんだよね。


「やったっ♪じゃあどこ行くか決めとくね」


私の気分は最高潮。
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