危険な同居生活
『潤っ!あれ乗ろうよっ』


遊園地に着き、真菜が1番最初に乗りたいって言ったのは…コーヒーカップ。


俺…苦手なんだけど。



でも、真菜の楽しそうな顔を見てるとそんな事は言えない。


「分かったよ」


『やったぁー』


何か立場逆転…。


何となく悔しいような。


そんな事を思いながら順番を待つ。


おせー。


『混んでるね…。何か買ってくるー?』



「自分が何か買いたいだけだろ?」


『あはは…。バレた?じゃあ何か飲み物買って来るねー』


笑いながら列を抜けてった真菜。


何か暇だな…。
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