危険な同居生活
私は昨日買ってきたパンを食べる。


朝はパンが1番だ。


料理なんてしたことない。


ほとんどお惣菜だ。


3日前まではお手伝いさんがご飯作ってくれてたんだけど…お母さんが高校生になって料理出来ないなんて宮辺家の恥だーとかでお手伝いさんは3日前にここを出て行った。



私の両親は、お母さんが世界的にも人気の女優でお父さんは何かいろんな高級ホテルを経営してるとか何とか…。


ちなみに中学の行ってない私が西園高校に通えるようになったのもお母さんと西園高校の校長が仲良しだからだ。



「あ…もうこんな時間」


もう時間は8時だった。


8時30分にはここを出よう。


私はこの前届いたばっかの可愛い制服を着て、化粧をする。


最後にグロスを塗って…準備完了。


「いってきまーす…」


誰も居ないのにそう言って部屋を出る。


マンションだから家とは言わないよね？


私は鍵を閉める。


そしていざ西園高校へ。
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