危険な同居生活
真菜side


潤…何で?


やっぱり潤は変態だ。


潤は私の胸にキスをする。


優しく…。


ダメだよ…。


でも、私にはどうにも出来ない。


私はそのまま寝てしまった。





――――――――
―――――――――――――――


『おい、起きろ!』


朝か…。


目の前にはいつもの潤。


何で…?


何で普通で居られるの?


私は昨日…。


私はバニーちゃんの姿のままだった。


「今日は…学校休む…。熱っぽい」


これは嘘だ。


何か行きたくないだけ。


『じゃあ…自分の部屋で寝てろよ?』


そう言って玄関を出ようとする潤。


私は潤の制服の裾を引っ張る。


『何?』


「潤…。私昨日…」


『大丈夫。あれから何もしてないから。今日は早く帰ってくるから』


そう言って玄関を出ていく潤。


あれから何も…か。
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