危険な同居生活
「んー。どうしよっかな♪」


この時間に高校生がスーパーに居たらおかしいよね。


あはは…。


そう思いながらもいろんな所をまわって何買うか決める。


私はしばらく何にしようか考える。


トントン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


誰かに肩を叩かれた。


「誰?」


振り返るといかにもチャラ男って人たちが5人立っていた。


「な…何?」

いつも強気の私でも少し怖い。


『ね、彼女1人?』


その5人の中でも1番目立ってるって感じの男が言う。


私は無視した。


ここで1人なんて言ったら絶対何かされる!


こんなのバカな私でも分かるし!


『ねぇ、無視しないでよ』


今度はちょっと落ち着いた感じの人が言う。


「あの…私、ここ通りたいんですけど」


これ嘘ね。


『声まで可愛いー』


はぁ?



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