危険な同居生活
潤side


「ただいまー」


『ただいまーだって♪何か新婚さんみたいじゃーん』

そう言う端野。


『ま…いずれかはそうなるかもねー』


海斗はクククと笑う。


こいつら似てる。


嫌な所だけ似てる!



『でも真菜ってお嬢様だったんだぁー。こんなドでかいマンションに1人で住んでたなんて!』


目を輝かせながら言う端野。


ま、俺も最初はそう思ったし。


『それより…真菜ちゃんは?自分の部屋かな?』


そういえば真菜の声が聞こえない。


俺たちは真菜の部屋をノックする。


『居ないみたいだよ?』


『真菜…寝てるのかな?』


「ん…ドア開けてみる?多分鍵しまってると思うけど」


俺はドアノブを回す。


ガチャ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ドアが開いた。


『あ…開いた♪』


端野はそう言って部屋の中に入っていった。


俺と海斗も入る。




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